第1話 始まり

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そこには身体が無い空っぽのローブ姿のアバターが浮かんでいた 『ようこそ、私の世界へ。私は茅場晶彦である、プレイヤーの諸君はもうログアウトボタンが消滅してるのが分かっているだろう、これはバグとかでは無い、ソードアートオンライン本来の仕様である。繰り返す、ログアウト出来ないのはソードアートオンライン本来の仕様である。』 「本来の仕様・・・だと」 『ここでは復活機能が無い、なのでHPが無くなった時点で諸君の現実の脳は破壊される。』 「脳を破壊、だと」 「おいヒュウガ!そんなこと出来るのかよ!」 「電子レンジだ・・・」 「電子・・・レンジ?」 「電子レンジの要領で脳を焼き切るんだ」 「嘘だろ」 「だけどよぉ停電とかおきたらどうなるんだよ」 「それは本人が教えてくれるだろう」 『脳破壊フェイズにおいて2時間の外部電力切断及び10分のネットワーク切断、もしくは外部の人間が無理矢理ナーブギアを外した時に破壊フェイズが開始される』 『既に外部メディアにも伝えてあるがそれを無視しナーブギアを外したひともいるので既に234人が死亡している』 「マジかよぉ」 『ソードアートオンラインをクリアしたければ第100層まで登り、見事私を倒してみたまえ』 「そんな!?」 「無理だ」 「いゃぁぁぁ!!!!」 「おい!ヒュウガ!」 「ふざけるな」 「?おい、ヒュウガ」 「ふざけるな!アキィィィィ!!!」 「おい!」 俺は激怒して茅場に切りにかかった 「うぉぉぉぉぉぉ!!!」 「キリト!」 「おう!」 「「オラァァァァ!!」」 『まだまだだな』 「「ちぃ!」」 ボロアバターには当たったがボスではなかったようだ 「おいヒュウガ、大丈夫か?」 「おおクラインか」 「お前いきなり動き出して俺はびっくりしたぜぇ、てかお前ヒュウガだよな?」 「え?そうだけど・・・お前はクラインか? 「おう、てかお前、手鏡みてねぇのか?」 「手鏡・・・」 「うわっ!」 手鏡を見たらリアルの顔になっていた 「マジか・・・」 「お前、女だったのか?」
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