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翌日はあいにくの曇り空だった。雨雲でない事を願いながら、遊びに行く準備をしてリズム良く階段を降りた。
「真琴~出かけるのかい?」
リビングを通りすぎるとお昼ご飯を食べていた、ばぁちゃんに声をかけられた。
「友達と遊ぶ約束してるからさぁ」
「傘持ってきなさい、午後から雨降るって言うし、これじゃ~せっかくの桜が満開の前に残念だけど桜流しになるわね」
「大丈夫だよ、降ってないし。行ってきます」
遊びに行くのに傘と言うのは邪魔になるので持ちたくない。ばぁちゃんの言う事を聞かずに家を出た
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