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生徒たちには一人一部屋が与えられている。アマンダが部屋の並ぶ廊下を歩いてくる。一つの部屋の前に来てドアをノックする。
「何か用?」
美麗がドアを開ける。
「ミレイ、今夜はスーパームーンよ、一緒に見に行こう」
「うん、いいね」
アマンダと美麗、建物から少し離れた木のベンチに座り、大きな満月を見ている。
「ミレイ、卒業したら日本に帰るの?」
「うん、そうなるね」
「一緒に仕事できる指令が出たらいいね」
「そうね、その時はよろしくね」
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