第3話「暗殺者養成所」

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やがて卒業試験用の部屋のドアから2メートル近い身長のプロレスラーのような体格の大男が入ってきた。男の顔は凶悪そのものだが、ニタニタと笑っている。 「へへへ、この部屋にいる女を殺したら俺を解放してくれるっていうから、どんなすごいのが待っているか期待したけど、本当にお前なのか」 「そうよ、私を殺せたらだけどね」 「アハハハハ、こりゃあおかしいや、簡単すぎて笑えてくるぜ」 「簡単だったらいいんだけど」 美麗、アマンダの顔が、みるみるうちに殺意の異形の者に変化するのをみる。 「カテゴリ殺人者・・・」美麗が、つぶやく。 男はアマンダを睨みつける。 「そうかい、じゃあ、すぐにあの世に送ってやるよ」
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