第4話「美麗の恋」

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面接室から出てくる美麗と小林。美麗は笑顔で挨拶する。 「じゃ、また来ます、いいですよね」 「うん」 「さよなら」 手を振りながら去っていく美麗に、軽く手を上げるだけの小林。 自分の席に戻ると、隣席の眼鏡をかけた三十路の女性、山崎がニヤッと笑いながら小林に。 「ほっぺにキスマークついてるわよ」 「ふん、馬鹿なことを・・・」 「今日も久我美麗さん、ごきげんね」 「いつも通りですよ」 「例の怪物が見える発作はどうなの」 「あいかわらずみたい、犯罪者がそれぞれ犯罪のカテゴリの怪物に見えるんだって」 「へえー、それって、警察の捜査に役立つんじゃあ?」 「いや、それは無理でしょ」
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