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「そう、ここだ」
塩田も同意する。
「ここって?」
不思議そうに尋ねる美麗に、二人笑顔で
「この先に絶景スポットがあるんですよ、絶対に行くべき場所だから、ご案内しますね」
「はい、よろしくお願いします」
「ちょっと通りにくいけど頑張って」
けものみちを進む三人。
やがて小さな広場のような場所に出る。美麗、広場の端の木々の間をのぞき込む。
「あれ、この下は崖になってますよ」
「そう、そこから落ちると即死だから気を付けてね」
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