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…‥。
―――――…。
…‥ん?あれ?薄暗い…‥冷たい…‥。
頬に伝わる冷たくて硬い感触に目を覚ます。
「は?何だよ…ここ…‥」
気を失っていたらしく、目覚めたのは知らない、薄暗い部屋だった。
部屋には俺だけ。
見覚えのない鞄と、手元に紙が置かれている。
…なんだ。どういうことだ?
記憶が混乱するなからで、心臓がバクバクと音を立てる。
なぜこんなところにいるのか意味が分からない。ここはどこだ。礼旺は?どうして俺は床に寝てたんだ?どれぐらい気絶していた?なんで?どうして?
疑問ばかりが頭をよぎる中、手元にある紙をすがる様に手を取って確認すると…‥。
「……な、なんだよこれっ!」
その紙に書かれていた内容に俺は思わず絶叫した。
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