③捜索

1/6
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ

③捜索

ブレインパスの脳は健常な人の脳と比較すると、側頭葉前部と扁桃体と眼窩皮質辺りの活動低下が顕著である。つまり、感情や行動が衝動的であり、また他人との共感や共有が著しく困難なのだ。 その為に、非人道的な行為(詐欺や暴力や殺人)を冷徹に罪悪感もなく行うことができるのである。 経頭蓋磁気刺激(TMS)や経頭蓋直流電気刺激(tDCS)、または脳深部刺激療法(DBS)の治療を行うことで、ブレインパスの異常な活動低下部位を磁器や電気刺激で活性化させ、症状を改善することが可能である。 T大学病院 U教授の医学講義より
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!