二重巻き結び。

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「お前、さっきまで恥ずかしがってたくせに」 「自分のをされるのは恥ずかしいけど赤穂のは触りたくなんの、だって俺、赤穂のこと大好きだもん」  鼻血が出るかと思うほどその甘えた言葉に赤穂はクラクラしていた。誤魔化すみたいに呉の全身のそこらかしこをガブガブと噛んでやると呉はくすぐったがってこどもみたいに声を出して笑っていた。
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