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出席者は父親である倉内政影、弟の倉内春千代、家臣の山本隆之、隆次親子、そして以前より親交のある織田家重臣である丹羽長秀である。
烏帽子親は丹羽長秀が務めることになっており、武丸に烏帽子を被せた。
それが終わると政影が名を授けた。
「武丸、お主は本日より倉内小十郎政輝と名乗るのだ。」
「はっ。良き名を頂戴しありがたき幸せにございます。」
「政輝殿、父上のような立派な武将にあるのを私は楽しみにしていますよ。」
「丹羽様、ありがとうございます。父に負けぬよう、精進して参ります。」
「政輝様、おめでとうございます。これよりは我が息子隆次が側近としてお仕え致します。」
「よろしくお願いいたします。殿。」
「うむ。隆次、よろしく頼むぞ。」
「はっ。」
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