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「父上、失礼致します。」
「政輝どうした。」
「清洲城から信長様の御使者が参られております。」
「そうか、使者殿をここへお連れしろ。」
「はっ。」
政輝はそう返事をすると使者である堀秀政を政影の元へと案内した。
「お初にお目にかかります。堀秀政にございます。此度は信長様よりの言伝を預かってまいりました。」
「倉内政影にございます。お言葉頂戴致します。」
政影がそう返すと秀政が信長から預かった言伝をそのまま伝えた。
「倉内政影、清洲城への登城を命ずる。」
「はっ。ただちにお向かい申します。」
政影はそう返事を返すと清洲城へと秀政と共に向かったのである。
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