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「ではこの件は政影に任せる。我の期待に応えてみせよ。」
「はっ。」
そう言うと信長は部屋を出た。
戻った政影はすぐに政輝、隆之、隆次を集めた。
「殿、お呼びとあり参上致しました。」
「隆之、隆次、よく来た。此度は信長様より仕事を任された故呼んだ。」
「ほう、信長様から仕事をでございますか。」
「あぁ、西美濃三人衆の調略だ。」
「やはり来ましたか。殿の予想通りでございましたな。」
「あぁ、やはり信長様はうつけではなかったわ。」
政影はそう言うと笑った。
「父上、予定通り調略を進めるのでございますね?」
「あぁ、わしと隆之で西美濃三人衆に秘密裏に会ってくる。」
「承知致しました。では、その間を使い父上にお願いしたきことがございます。」
「なんだ。」
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