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政輝の目に自信を感じた政影は
「そこまで言うならやってみよ。」
許可を出した。
「ありがとうございます。」
「隆次、道中などの護衛などは任せたぞ。」
「はっ。必ず政輝様はお守りいたします。」
政輝達は部屋を出た後、
「ふっ。さすがは殿のお子ですな。元服したての方とは思えませぬぞ。」
「褒めるのはまだ早いぞ隆之よ。政輝の作る忍び部隊が優れておればの話だ。並大抵の忍びなれば無駄な金を浪費するだけになるからな。」
「確かに当家には以前の蓄えがあるとは言え、今はそこまでの資金源はありませんので長い間使い物にならないようであれば捨てることも考えなければなりませんからな。」
「わしらはわしらで西美濃三人衆をどのように調略するかを考えるとしよう。」
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