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「西美濃三人衆は安藤守就、稲葉一鉄、氏家卜全らですが、まとめ役となっているのは安藤守就ですな。」
「うむ、故にまずは安藤守就に会うてみるのが良いだろうな。」
「直接会うのは危険ではないでしょうか?」
「危険は承知の上だ。だが、こちらの誠意を見せるためには少数で行くしかない。わしと隆次の二人で行けば相手もそこまで警戒はせんであろう。」
「承知致しました。なにか危険があった場合は命に代えてもお守りいたします。」
「ふっ、隆之がいれば私が命を落とすことはないな。期待しておるぞ。」
それから政影と隆之は西美濃三人衆の調略へ、政輝と隆次はお抱えの忍び部隊を作るために長となりえる人物に会いに行くことになった。
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