敬介の恋

16/28
前へ
/221ページ
次へ
「あっ!ごめんなさい!」 「なにかあった?」 敬介は優しい笑を見せた。 「えっ?」 「悩みがあるなら、聞くよ?耐えきれなくなったら、いつでも頼ってくれていいから」 春子は目を伏せた。 そして、敬介の肩に顔を隠すように寄りかかった。 敬介は、深くは聞こうとせずに、春子の手を握りただ寄り添った。
/221ページ

最初のコメントを投稿しよう!

129人が本棚に入れています
本棚に追加