敬介の恋

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「敬介さん!」 敬介は振り返り驚いていた。 「春子?」 敬介は走ってきた春子を受け止めた。 「どうしたの?」 「私、私ね、、、」 春子は息を整えて敬介をまっすぐ見た。 「私、次の週にお父様が勝手に決めた方と結婚させられてしまうの」 敬介は、なんとなく分かっていたのか、 静かにその話を受け止めた。 「だけど私、敬介さんと結婚したい!」 春子は涙を浮かべた。
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