歴史小説考察

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何といっても城跡は既に、子供達に大切な歴史を教えるハズの学校によって跡形も無く踏みにじられており更地になってしまっているのだから。 まぁ地元の小学校であれば自分の子供を出汁にしてじっくり見物もできるし、親戚の子がいれば運動会なんかでも見られるから良いだろう。 なんで更地になっているような所を見に行くのかって? 関東地方限定で言わせてもらえば、今現在水田になっている様な所はほぼ全て沼か湖だったんだ な。 そして城跡のある台地はちょっとした微高地になっており、当時は波打ち際が多かった。 だから城が跡形も無く消え去っても台地に残る微高地を頼りに当時の城閣を想像したり図面に起こしたりするからだよ。 楽しいからやってごらん。とは言わないけどね。  またこの他にも実際に模擬天守などが建築されている城址に出向くと、ついつい近場に設置されている歴史資料館に立ち寄ってしまう。 その土地の貴重な資料を買い漁れるからだ。 この地域ではどんな傑物が台頭して日本史に影響して行ったのか。これを調べて知りたくなるのだな。 結果、我が家にはそれらしい資料の為に本棚を新調し、それでも入りきらずに段ボール箱に別封入して保管してある。 普通の家庭ならば掃除の時に女房殿に白い目で見られる事になるだろう。 まぁ運良く我が家の御台所様は理解があり、白い目では見られてはいないようだ。     
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