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その後は天王や結月に連絡を取り、この檻に入れたもの達をどうするのかを聞いて通信を切り、天幕の中に盗聴防止の結界を張ってもらってサムとノアと話し合う。スフィには、天界での元の姿に戻ってもらった上で、嵯峨野さんの天幕の前で見張りを頼んでおいたので、アイスコーヒーを飲みながら聞いたことについて話し合う。
「俺の作った檻のまま運ぶことはできないらしくて、幻界からは結月さんとユーリさん。魔界からは魔王とルーカスさんニコルさんが明日の昼過ぎに一度こっちに来てくれることになってる。そのあとは幻界・魔界と天王と他一名が向かって転送してくれるんだって」
「これで全て終わると良いですね」
「終わらないと困るよ。それに、結月さんならきっと薬の事もすぐに解決してくれると思うし」
「その、転送の事は分かりましたが、あの女性はこれからそうされるのですか?」
「それは、元々幻界生まれでしょ?だから結月さんに任せようと思うんだけど。向こうの法律って言うか、ルールがわからないし……」
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