第2章

7/21
前へ
/104ページ
次へ
うーん、うるさいな。 がやがやと騒がしい音で目が覚めた 目を開けると、知らない男がいた 頭に犬耳が生えてる 「おい!お前!起きろ!! 初めてだぞ!寝てる生贄がくるなんてな!」 うるさい原因はこいつか… 眠かったんだからしょうがないだろ むくっと起きると、確かにボートは止まっていて 目の前には大きな城が建っていた すごいと感心していると またあのうるさい奴が話しかけてきた 「おい!聞いているのか? これから魔王様の元にお前を連れて行くぞ! 付いて来い!」 いちいち声が大きい奴なんだな ここにいてもしょうがないし、付いて行こう
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加