第2章

10/21
前へ
/104ページ
次へ
扉を開いて、長い階段を上って、 本当に迷路みたいな廊下をやっと歩いて 大きな扉の前に来た 「魔王様、生贄を連れて来ました」 さっきの態度と全然違う犬耳男に驚いてる間に扉が開かれた… 扉の先には真っ黒な髪に目、まさに黒って感じの男が偉そうに座っていた 「ほう、今回の生贄は男か こっちへ来い」 黙って魔王様の元へ行く 「ふん、まあ顔はいいな お前、名はなんと言う」 「…っ、い、」 どうしよう 俺、喋れない…声出ないよ
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加