あなたと混じり愛たい。

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── ──── "ねぇ!合コンしようよ!" "え?………でも私、お付き合いしてる彼が…" "だからよ!私だって彼氏欲しいもん!! だ・か・ら、苺ちゃんの彼にお願いして合コンのセッティングしてよ!" "ん~………解った、聞いてみるよ" あまりノリ気ではないが、大切な友人に懇願され仕方なく合コンのセッティングをする苺。 "苺ちゃん、彼氏さん!今日はありがとう!……で、他のメンバーは何処にいるの?" ── 念願の合コンにありつけ、頬を赤くして意気揚々と話す彼女はとても愛らしく、苺とその彼氏は頬を緩ませる。 "焦らなくても、もう少ししたら来るよ!………あ!来た来た!オーイ、こっちだぞー" 苺ちゃんの彼氏が優しく微笑み口を開くと、どうやら他のメンバーもやってきたようで手招きしている。 そちらをチラっと見て、彼女は元から赤い顔を更に真っ赤にした。
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