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何時ものように抑揚のない淡々とした口調で陸攻。
すると規定空曹、同じように淡々とした口調で陸攻に言葉を返す。
「機内をウロチョロなさらず、機長の役割に専念して下さい」
「分かった。
努力する」
ペアが様々な意味でヒヤヒヤする中、陸攻はそれだけ言うと機付整備員に混ざり機体の整備を手伝い始める。
松井教官が笑いを堪えながら特務士官居住区に引き上げた時、6人のペアは先ほどの御咎めがない事にやっとこさ気付くのであった。
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