さいしょのはなし

3/3
前へ
/4ページ
次へ
400年なんて、長い時間 世界は恐ろしく変化を遂げる。 でも一瞬でした。 長くなんて、なかった。 幸せなんてなかったけれども、 ぼくは その時はなんにも知らない ただのカタマリで 街のみんなからの罵声と暴力が、ぼくが「ここにいる」っていう 大事な証拠でした。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加