第3章

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思い出しただけでも震えが止まらない どうして私なんだろう… どうして警察の人は相手にしてくれないんだろうか… 怖くて怖くて仕方がないのに…っ 「わかった 俺がなんとかするよ」 「なんとかって…?」 「俺ね、言ってなかったけど、 実は刑事なの」 「え…?」 「言わなくてごめんね でも大丈夫、 俺がちゃんと唯依ちゃんのストーカー退治してあげるから 怖い思いさせてごめんね。 警察も全然動かなくてごめん もう少しだけ辛抱できるかな?」 「…はい」 東雲さんが本当に刑事さんなら 本当にどうにかしてくれるかもしれない
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