第3章

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その日は東雲さんが 「まだ怖いだろうから」 そう言って車で送ってくれた どうしてここまでしてくれるのかわからないけれど 今はそれがありがたかった 「ありがとうございます」 「またなにか進展あったら連絡するから 連絡先教えてもらってもいいかな? 他の人には絶対に教えないから。」 今の状況での連絡先の交換は怖いけれど 東雲さんの表情がすごく真剣だったから信じてみようと思った 「ありがとう。 唯依ちゃんもなにかあったら連絡くれるかな」 「はい よろしくお願いします」 「大丈夫だからね」
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