第壹號~甲型之巻~

3/5
40人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
「お前、何であんな事を上官に言うたと?」 「だって普通誰でも死ぬんは恐いやろ!」 「お前じゃあ何で航空隊ば志願したとね!?」 「そら戦闘機乗って真っ先に逃げれるからや わい天涯孤独やし南国でのんびり暮らしたいわ~」 「貴様それでん皇軍兵士か!?」 「ギャッ!痛い!あんたまで殴るんかい!」 俺は介抱するんも忘れ、 ふざけた事をぬかした吉元を殴った。 関西人は商人特有の損得勘定で動くので、 死ぬのが恐くて弱いと聞いたが、 此処までだとは! ばってんこんないい加減な奴でも腕は確かで、 なんと!特攻命令が出ても普通に爆撃し、 米軍空母を沈めて帰還しているとよ! 「生き恥を晒す卑怯者だが、 何と言うふとか技術ばい… お前一体どうやって身に付けたとね?」 「そら死にとうない、 火事場の馬鹿力やな♪」 と言いつつ、 毎晩訓練後密かに鍛練を積んでいた事も、 俺はしっかり見ったばい。 シャフトで腕力を鍛え上げ、 休憩時には寝転がり星を多く探した。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!