職場篇

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しかしこのハシナウウク封印には、 ある問題が有った。 「挙句太政の独裁政権を許すな! 地鎮党は憲法改正して戦争する気です! 餡子条約反対!防人侍衛隊海外派兵許すな! 象徴皇帝制も廃止!」 「署名宜しくお願いしまーす!」 そう、不細工な左翼、 通称ブサヨが演説の真っ最中なのだ。 オバハンだからブスヨか? プロ人民のオバハン達も、 通行人に呼び掛けながらビラを配る。 俺は小中の左翼教育を跳ね除け、 そろそろ御退位されて元号変わる皇帝陛下に忠誠を誓い、 陛下や国の為なら喜んで死ねる愛国者。 ハメリカ合衆国に頼らぬ防衛を願う、 尊皇国防派で自虐史観に反対な憂国烈士である。 だが核武装と原発は単純に危ないから反対、 同性婚は大賛成派なので、 中道右派だが性的には極左とも言えるだろう。 ネトウヨか微妙だ… 挙句心臓太政大臣と地鎮党は正直気に食わないが、 旗山前太政大臣及び明清党及び、 他の野党はもっと気に食わないので、 消去法で応援している。 早くハシナウウク封印したいが距離も思想もギリギリだ。 「タブレット?」 「写真撮るの?」 プロ人民が俺に気付いた!視線が痛い。
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