Wednesday①

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彼との出会いは桜の蕾が膨らみ始めた、3月の中旬だった… あの日、緊張していた私はあまり記憶がない。 でも1つだけ、確実に覚えてることがある。 「大丈夫、僕がついてるから心配しなくても、大丈夫だよ」 優しい声と笑顔で私を諭すように言ってくれた彼の言葉。 その時、私は…恋に落ちた。 だけど、現実はそう甘くなかった。
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