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「あっ、あっ、イ、イっちゃっ……イッ、ん、んあっ」
崇さんのが、中をぐちゃぐちゃと突き上げる速度が上がっていく。
互いの肉のぶつかる音が、玄関に響く。
僕は怖いくらいの快感を逃がしたくて、何かを掴みたいのに、玄関ドアは冷たく拒絶する。
「フッ、いいよっ、イって」
耳元でそう言い終わったと同時に、僕の襟足に崇さんが噛みついた。
「んっ、んっ、はっ、ああぁぁぁっ!」
痛みの認識と熱を吐き出した快楽。
僕の中が崇さんのモノから全てを搾り取ろうとでもするかのように締まっていく。
それに反応したかのように、崇さんのラストスパートのような激しい腰の動きに、ただひたすら身体が揺さぶられ続ける。
「や、やだ、ダメぇ、と、止まってぇ……!」
だけど、僕の声は崇さんには届かないのか、その動きは止まらない。
「クッ!」
崇さんの微かな声が聞こえ、僕の中で崇さんのモノがビクビクと熱いものを放った。
「あああっ、中っ、熱い……」
ギュウッと背中から崇さんに抱きしめられながら、僕は幸福感で胸の中もいっぱいになった。
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