6人が本棚に入れています
本棚に追加
携帯電話のベルの音で、目が覚めた。
「はい、 もしもし」
「高田さん すぐ病院に来てください。点滴のことで、聞きたいことがあります」
婦長からの電話だった。
声がとても硬い。
何かミスをしたのだろうか?
夜勤明けで、仮眠室で寝ていたのだが、
2時間しか経ってないのに、呼び出しの電話があるということは、何か大事が起こったに違いない。
血の気がサァーと、ひいていくのを感じる。
眠気も吹っ飛んだ。
とにかくすぐ着替えて、病棟に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!