それでいいのか

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「はー美味し」 「風呂上がりのアイスって美味ぇよな」 二つ入りのコーヒー風味アイスをバキッと分けて髪も乾かさないままに二人で堪能する。ボトル形のチューブに入ったそれを押し出しながら熱を冷まし、たい気分でもないんだけども。切り出すに出せない 違和感だ 「俺これを半分こで食ったの初めてかも」 「…生きてたら100万回くらい機会がありそうなことの初めてに立ち会うなんて」 割るタイプのソーダアイスも今度二人で食ってみてやらぁ 「…」 やっぱり違和感がありすぎる。こんな風に他人と分かち合う事に慣れすぎてる筈の奴が、ご近所の目を気にせずに生きていける訳がねぇだろう。…自分の為の犠牲を嫌がるような花屋がそんな風に生きてるなんて 思いもしないし、…うんまぁ、……俺は率先して考えたこともないけど 俺は知ってんだ。人に対して浅ましい奴がするんだよそーいう、人目を気にせず好きに生きるってのは。空き缶そのままとか夜中に爆音鳴らす奴が出来る事であって …なんで
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