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「うわ……」
分かっちゃいたけど、休憩室に入って思わず呻き声を漏らしてしまった。
G7、今日は見事に全員集合だ。
「うわ、とは何よ」
「まあまあ、ここ座んな」
美香先輩にアゴでしゃくられ、反射的に腰かける。
「で、相原。知ってることは全部喋ってもらおうか」
「何をですか?」
「決まってるわよ、戸川君の一件よ。いつからな訳?」
「や、いつからって……」
顔を見るに耐えず、重鎮様の組んだ脚に視線を落とした。
年輪なのか、ちょっと太めだ。
「あんた、戸川君にひっついてたんだから知ってんでしょうが」
「や、戸川とそんな話したことないんで」
そこまで言いかけて、苛ついた貧乏ゆすりに怖気づいて観念する。
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