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ウサミミは、高校生になった。
一度はあきらめた高校進学だったが、もう一度挑戦できる機会があるのなら、やるだけやってみようとの決意で受験。見事に合格したのだった。
合格が分かると、母に、親友の川浦満(ミチル)に、そして、後押ししてくれた曳野鉄に、喜びとともにすぐ伝えると、皆大喜びしてくれて嬉しかった。
特に、母は泣いて喜んでくれた。
ウサミミは泣いている母を見て、いろいろあったわだかまりが少しほぐれたような気がして、一緒に熱い涙を流した。
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