白線

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俺らは今、白線の内側の辺りをギリギリ歩いている。 そんな風に俺らが歩いていると、 よく名前も知らない誰かが、 「おい、白線ギリギリ歩いているのかー!」 って、聞いてきた。 俺は、 「歩いているよー!!」 と叫んだ。 相手はそのまま納得した様子を見せた。 俺と一緒に歩いている誰かが、 「この状況って本当にギリギリの状況って言えるんですか?」 って、俺に聞いてきた。 俺は、 「これだけでは言えないかもしれないが、  誰かに歩かさせられていると考えればギリギリの状況と、  言えなくもないだろう?」 そう答えた。 するとそいつも納得して俺と共に白線の辺りをギリギリ歩き出した。 このような創作が作品的には完成したが、 内容的にはスカスカだろうか?
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