ギリギリの関係

4/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
まだ可憐ちゃんの残り香にすがってる俺、可憐ちゃんは転勤族で転校していったんだ、だからそれから連絡無いし、こっちも教える余裕があった筈なのに、こんなに素晴らしい初恋になるとは思わなかった、まあ片思いしてただけと言うお話 まだ居た九十九姉が 「ねーえ、一緒に寝よ」 「バーカ、一人で寝ろ、アホか」 「だって、肌寒いんだもん」 「うっせ、ハゲ」 「むう、ダメかー」 姉の魂胆は砕かれたらしく、大人しい自室に戻って行った、友花ちゃんは別クラスなので、水着の見せ合いは無い、1年プラス組学校はいつも赤点ギリギリなんだよな、進路ヤバいそれより小学校卒業してから、中学高校と空気が張り積めてて、俺にとっては修羅場だ、色香も何も有りはせん、ただ、可憐ちゃんばかり印象に残ってて、学校では死んでるのか俺 ただ、行ってるだけって言う、モテる奴ってスポーツとか勉強優秀な奴ばっかじゃん、かたよってるよね、ま、そこに俺の座席は無いけどさ、だって学校で映える取り柄じゃないし、ゲームなんて……
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!