ギリギリのプール

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学校の授業などゲームなんかよりも役に立たん、そんな気持ちで授業を受け、昼食になる、弁当を作ってる姉に感謝も無く貪り食う、昼の5時限目はプールの体育だ、こっそりトイレで海パンを履いておく、お着替えタオルの出番は今はない、なのでギリギリのお着替えは無しで、別に待ってなんか居ないプールが始まる、皆は更衣室でバタバタしながら着替える、中にはギリギリ海パンを履いてくるアホらが居る、肉体に自信のあるブリーフマンだ 着替えると更衣室から出る、いも娘とは言え、チラ見で恥じらいながら、眩しい水着を見ようと企む俺の本能、反してじろじろ見つめちゃ失礼だろうと言う理性、そんな猶予も与えられずに、先生の大きな声がまくし立て、見る暇は先生のギリギリパンツだけだ、そしてこう言うプール日を休む女子は結構ある、何故なら男子がギラギラしているからだ、問答無用で号令と共にプールに入り、先生の指示通り泳ぎまくる、先生の指導の元女子のギリギリの眼福の猶予すら与えられず、ストレッチや泳ぎなどが与えられていく、プールは楽しいが純粋に楽しんでいる、そうだ、ワハハハハ…… 特にトラブルも無く授業は解散、プール後のお着替えは水がまとわりついて離れん、ともがきながら着替えて、本日最後の授業をして帰宅、帰り道は一緒に友花ちゃんと真っ直ぐ帰る、俺はゲームプレーヤーになりひたすらゲームをするのだ、俺には遊ぶ暇はあるけど、勉強する暇はない高校にもなってこれは、人としてアウトだと思う気持ちすら無く、ゲームの中のキャラクターを見て眼の保養をする、ゲーム友達も居るがもっぱら一人でゲーム三昧である
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