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復讐ガールの成れの果て
届かない、ケンノエさん
懐かしい声と声を思い出して
思い出して。
「ブラッディナイフ」と呟いた
感情は失われた。
どうなったって良いんだってさ、
犯罪だって起こしても平気な、サイコパス。
もう一回、もう一回。
「ケンノエさんとパパ達を返せ!」と
彼女は言う 彼女は言う
マドンにナイフを向けながら!
「もう一回!」
「まだなんだ、もうすぐ復讐終わるだろうから。刃を向けるの、今。」
もう一回、もう一回。
「私は今日も復讐する。」と、
彼女は言う 彼女は言う
ケンノエさんを想いながら!
「喜べよ。倒したんだ。想いはきっと伝わってるさ。」
涙を流すの、今。
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