君からの贈り物

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午前零時 ふと君の声を聞きたくなる 真っ暗な夜は 二人を引き離し 世界の終りを示すかのように 僕らを押し潰していく か細い声で 僕の名を呼び続ける君を 抱き締める事さえ出来なくて 聴こえない愛を遠ざける 幸福な日常でさえ 午前零時の闇が 奪い去る
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