かき揚げ丼 フロンティア

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 ――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――  痛っ!  息苦しさ。それと肘から肩、それに腰への痛みを感じて、僕は起きた。  ここは僕のベットだ。  そうか! バンザイ団を無事収容できて、満足できたから帰れたんだ!  食堂に連れて来ることができた、大勢の人たち。  その瞳はまっすぐこっちを向いていた。  少なくとも僕らの、違う、僕の仲間の話を聞く気にはなった。  ……いや、そうじゃない。  うつ伏せになってタブレットでネット小説を読み、寝落ちしただけだ。  曲げたり押さえつけられたあちこちが痛い!  寒いけど、ちょっと起きて体操しよう。  このままだと血の巡りが悪くなりそうだ。  体操をすると痛みも少し和らいだ。  途中で、夢オチものの物語にありがちな、「夢じゃなかったんだ。夢じゃ……」な証拠を探してみたが、なかった。  がっかりはした。  でも、あったらあったで、あとのことが心配で仕方がなくなっただろう。  これで安らかに眠れるんだ。  ……いや、眠れない!  よく言われる、寝る前に思いついたアイディアは起きたときに忘れてしまう。という不安が襲ってくる!  夢を、プロットにして書いておこう。  まあ、取材と思えばいい夢だったに違いない。 *新作プロット  アイディアだけでチートな物語を描けばうけると思っていた作者が、異世界移転して苦労する話。  周辺もその辺りは解っていて、サポートしてくれる。  サポート側は宇宙の多様性を体現したチーム。  敵はその真逆だが、下品になりすぎないように。  全体で世界の多様性と、力を合わせることの素晴らしさを書く。 注意! バンザイ団の焦り、絶望感を忘れてはならない。
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