第一章 神様はいつだって試練を与えてくる

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朝食を食べて、学校に向かう。 俺の通う“神條学園”は、私立の中高一貫校である。俺の家からは遠いので、自転車で駅まで行って電車に乗る必要がある。そして五駅先で降りてそこからは歩きと、結構大変な通学を毎日している。 しかし、それに見合った学園だったりする。校舎は5年前に建てたばかりなのである程度綺麗だったり、かなり学園の土地が広かったりといろいろと凄い。 「おっはよーさんwww」 声と同時に突然後ろから肩に少しの衝撃が走る。 「いや~www今日もいい天気ですなぁwww」 この男は“如月 優樹”。俺の幼稚園からの友達。腐れ縁というのかは分からないけど、十年以上の付き合いになる。
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