第一章 神様はいつだって試練を与えてくる

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「あっそういえば、今日は春休み明けのテストの結果の張りだしがあるらしいぜwww いや~結構ムズかったよなwwww」 嘘つけ。こいつは、こんなヘラヘラしてはいるが、頭はかなりいい。二年生の間ではベスト4に入っているだろう。 前どうやったら、そんなに出来るのか聞いてみたが、家庭学習は殆どしてないらしい。嘘だろうと思って聞いてみるが、 『いや、マジでやってない。』 と、ヘラヘラした態度が一変し、真顔になるのだから本当に天性の才能なのだろう。 ちなみに以前やったアイアンクローの痕が少し残っている。 「ウェイウェイwww じゃあさっさと行って張りだしみようぜwww」 「あっ、ちょっと待て!?」 優樹が俺の手を引っ張り走り出す。途中転びそうになるが、なんとか体制を立て直し無事に神條学園に着いた。
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