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世界観
元々世界の無い暗闇に大きな大樹があり、その大樹には意思があり名をルルヴェリエ。
一人で居るのが寂しくなった大樹は、自身の一部分を使い6王と言う生き物を作り出した。
一人目は神王、人間の男性姿に似ていて銀髪の短髪で金眼を持ち、名を雫と言う。
二人目は天王、同じく人間の女性姿だが金髪の癖毛で碧眼、そして白い鳥の羽が三対六枚生えていて、名をアヤメと言う。
三人目は冥王、神王の対として作られ人間の男性姿に闇を思わせる長い黒髪、神王と同じ金眼、名を帝と言う。
四人目は魔王、人間の女性姿に紺の長髪と赤い目に吸血鬼を思わせる鋭い犬歯、名を真於と言う。
五人目は獣王、人間の男性姿で紅の短髪同じ紅の瞳、他の四人とは違うのは焔の鬣を持つ獅子に成れること、名を紅蓮と言う。
六人目は龍王、人間の男性姿で蒼銀の長髪に琥珀の瞳、五人目と同じドラゴンの姿をとることが出来た、王の名に相応しく二対四枚の翼にその鱗は蒼銀に輝く、名を雪兎と言う。
六王が居てもなお寂しがる大樹に六王は、世界を作り上げ大樹の名からルルと名付け見守っていたが愚かな人間のせいでルルは崩壊の危険にさらされた。
崩壊を止めるために大樹は世界と一つになり崩壊を食い止めた。大樹の居ない暗闇には用はないと六王も世界の中に入った。
『ルルヴェリエ誕生録』より
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