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「戸川っちも湯タンポになってあげてるんだ?」
『スケベな湯タンポだけどな』
「ぶっ」
吹き出した後、相原君は握り拳を固めて高らかに叫んだ。
「よぉし!相原君も今晩からスケベな湯タンポ目指しまっす!」
『つーかお前、今、仕事中だろ?まわり大丈夫なのかよ』
「はっ……」
慌てて周囲を見回すと、静まり返った欧州部の面々の白い視線。
それだけならまだいい。
一番怖いのは、斜め前の席からどよーんと不幸オーラを放つ中野先輩のジト目だ。
(↑美紀編Innocent Kiss読者様にはお馴染みの中野君、望まれてないけど特別出演)
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