17人が本棚に入れています
本棚に追加
読んでくださった皆さま、ありがとうございます。
わずか3ページの短編に、壮大すぎるタイトルをつけてしまい、少々恥ずかしいとは思いつつも、
代案が浮かばないまま面倒になり、そのまま投稿した、
ものぐさ大王、かずでございます。
しかも、趣味大暴走ですみませんm(__)m
奈良県の明日香村は、私の大好きな土地です。
村じゅうが遺跡で、田畑や山々の景観がそのまま守られ、田圃の中にまるで景色のひとつのように溶け込んで、遺跡がある。
遺跡とともにみなが生活している、日本の原風景みたいな土地です。
そんな中にある、飛鳥寺安居院。
蘇我氏の氏寺であり、日本で最初に建てられた仏教寺院の跡地です。
仏教が日本に入ってきてほどない、1400年前の飛鳥時代に作られたご本尊が、
お堂を建て替え建て替えしながら、
ご本尊じたいも修理に修理を重ねて、
それでも最初に据えられた位置にそのまま現存してるなんて、驚愕以外の何物でもない!
飛鳥時代独特の、細面のお顔にアーモンド形の目、わずかに微笑むような口許、華奢な体躯は、
日本のそれ以後の仏像とはまったく異質で、まさしく異国から渡ってきたばかりの清新さがあります。
修理を重ねたツギハギのお顔を、これこそが歴史の重みだと感じるのは私だけかしらん(笑)
京都太秦の広隆寺や、奈良斑鳩の中宮寺に、同時代の美しい弥勒像が伝わっていますが、
それよりもこちらのフランケンシュタインに心惹かれてしまうのは、
その傷にこそ大いなるドラマ、大いなる愛を感じるからでしょうか。
そんな気持ちを仏像ヲタクの彼に託しました(笑)
この3ページで少しでも、仏像の大いなる愛♥(笑)を感じていただければ嬉しいです。
感謝を込めて。
かず。
主催の神谷さん、お忙しいなか、今年も3ページイベントの開催ありがとうございます!
【激辛レビュー希望(笑)】なので、
存分によろしくお願いいたしまする~m(__)m
最初のコメントを投稿しよう!