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気づいたら、そこはら広い原っぱ。
ぼんやりとした太陽が緑を照らす。
何回もみてるはずなのに、
いつもこの場所は慣れなくて、
でも、、、それでいて、どこか懐かしい。
やけに目線が低いのは自分が小さいから、
だと思う。。
頭もいつものようにぼうっとするし、
なんだろう。
歩幅が小さいから、
人混みのなかで歩みを進めるのは難しい。
「・・・・・ど・・こ・・?・・・」
呟く言葉も、誰かの名前も、がやがやとした周りでかき消されてしまう。
そうだ。
俺は。誰か探してる、
そうだ、探さなきゃ。
会いたい。
会わないと、、
そして、駆け出す。
当てもなく、ただひたすらに、
「、、、、、、、ぐ、、、、」
どこ?
「・・・・めぐ・・・!」
遠くで名前を呼ばれたのを最後に、
世界はまた暗闇に包まれる。
「.....×××.......××++...」
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