第1章 プロローグ

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気づいたら、そこはら広い原っぱ。 ぼんやりとした太陽が緑を照らす。 何回もみてるはずなのに、 いつもこの場所は慣れなくて、 でも、、、それでいて、どこか懐かしい。 やけに目線が低いのは自分が小さいから、 だと思う。。 頭もいつものようにぼうっとするし、 なんだろう。 歩幅が小さいから、 人混みのなかで歩みを進めるのは難しい。 「・・・・・ど・・こ・・?・・・」 呟く言葉も、誰かの名前も、がやがやとした周りでかき消されてしまう。 そうだ。 俺は。誰か探してる、 そうだ、探さなきゃ。 会いたい。 会わないと、、 そして、駆け出す。 当てもなく、ただひたすらに、 「、、、、、、、ぐ、、、、」 どこ? 「・・・・めぐ・・・!」 遠くで名前を呼ばれたのを最後に、 世界はまた暗闇に包まれる。 「.....×××.......××++...」
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