第1章

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ただの偶然かもしれない。 それでも、こんなに幼くても母性が備わっているのだろうかと思ってしまう。 もう、香りもわからない、よだれまみれでぐちゃぐちゃどろどろケーキの残骸は、僕にとっては娘からの初めてのプレゼント。 えりちゃん、優しい子に育ってくれてありがとう。 お互い支えあって一緒に成長していこうね。 改めまして… 一歳のお誕生日おめでとう、えりちゃん。 そして… 親として 一歳のお誕生日おめでとう、僕。 了
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