第1章

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美香… えりちゃんのママと三人で祝うことができたら、もっと素晴らしかっただろう。 けれど喧嘩相手がスキルス癌では勝ち目がなかったよね。 誕生日を1ヶ月後にして旅立った君が一番悔しいだろう。 でも、短い間でも美香が母としてたっぷり愛情を注いでくれたことを僕は知っているよ。 くっそ! 泣いてる暇なんかないぞ! 美香、君の分まで僕が頑張るから、だから空から見ていてくれよな。
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