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ひとみとアレンはは無言で祖霊の森に到着した。
そこにはエスカフローネの周囲にザール将軍とナルド将軍のメルフが布陣している。その前にヨーグ将軍がメルフに搭乗して歩兵と共に布陣している。
その中で森の中央にシェラザードが陣取っていた。
ひとみはシェラザードに近付くと機体にとりつき右肩に登る。
「アレンさんこれなら大丈夫ですよ」
ひとみはアレンに伝える。
「わかったいま私も搭乗してみる」
アレンがひとみに 言う。
アレンはシェラザードに搭乗するとゆっくり立ち上がっていく。
「どうだね、ひとみ落ちそうにはないか?」
アレンがフェイスガードを開けてひとみに話しかける。
「大丈夫です、エスカフローネより乗り心地がよい位です」
ひとみはアレンの方を見ながら答える。
辺りはそろそろ薄暗くなってきていた。
空には幻の月が輝いている。
ひとみはシェラザードに寄りかかりペンダントを握る。
まだ、この敵が来るまでまだ時間はあるリラックスをする。
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