2▽初任務

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その後、全員ヘリに乗り学園島から飛び立った。 東京につくまで約30分程かけていく。ついたら先ず予約してるホテルに向かって荷物を預けるそうだ。 その後依頼人の所に行く。 ー東京到着ー 「よし。じゃあホテルに向かうよ。…紅劉。ちゃんと起きててね。」 「……ハイハイ…」 「にしても、本当に人が多いわね。…ずっと学園で過ごしてたから、こんなに人が多いのを見るのも凄い久しぶり。」 「僕も!何か変な感じだね!異能者以外の人達って!」 何だか興奮した感じの浅井に、小林は不安そうな目で見る。 (不安要素その3が千鶴だな…) そして、タクシーを拾いホテルに向かう。 「……なんか豪華ね。」 「す、ごいね…」 「ホテル選びは学園がしてるから…多分先生基準で選ばれてると思う…」 「チェックインするんだろう?」 「あ、そうだった。」 「ようこそお越し下さいました。星御ファクトリー学園島の生徒様一行ですね。 お部屋の鍵はこちらになります。 女性2人と男性が4人で2人一部屋になりますので、鍵が3つになります。」 「私と杏で一部屋って事ね。行きましょ。」 「うん…!」 女性2人はさっさと鍵をもらって行ってしまった。 残った男4人は顔を合わせ沈黙。 ただ、小林と浅井は目線を合わせ小さくコクっと頷く。 そして、 「丈多は俺とね。」 「紅劉君は僕と!ね!」 「え?」←葵 「は?」←丈多 丈多は小林に。葵は浅井に腕を引っ張られそのまま部屋に入って行った。 「…最初から決めてたの?」 「え?あ、部屋?」 「そう。」 「まぁ……丈多のあの性格を流せるのって多分風太くらいだし。 丈多と紅劉君一緒の部屋にしたらマズイでしょ? だから、僕と紅劉君というわけ!」 .
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