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その後、全員ヘリに乗り学園島から飛び立った。
東京につくまで約30分程かけていく。ついたら先ず予約してるホテルに向かって荷物を預けるそうだ。
その後依頼人の所に行く。
ー東京到着ー
「よし。じゃあホテルに向かうよ。…紅劉。ちゃんと起きててね。」
「……ハイハイ…」
「にしても、本当に人が多いわね。…ずっと学園で過ごしてたから、こんなに人が多いのを見るのも凄い久しぶり。」
「僕も!何か変な感じだね!異能者以外の人達って!」
何だか興奮した感じの浅井に、小林は不安そうな目で見る。
(不安要素その3が千鶴だな…)
そして、タクシーを拾いホテルに向かう。
「……なんか豪華ね。」
「す、ごいね…」
「ホテル選びは学園がしてるから…多分先生基準で選ばれてると思う…」
「チェックインするんだろう?」
「あ、そうだった。」
「ようこそお越し下さいました。星御ファクトリー学園島の生徒様一行ですね。
お部屋の鍵はこちらになります。
女性2人と男性が4人で2人一部屋になりますので、鍵が3つになります。」
「私と杏で一部屋って事ね。行きましょ。」
「うん…!」
女性2人はさっさと鍵をもらって行ってしまった。
残った男4人は顔を合わせ沈黙。
ただ、小林と浅井は目線を合わせ小さくコクっと頷く。
そして、
「丈多は俺とね。」
「紅劉君は僕と!ね!」
「え?」←葵
「は?」←丈多
丈多は小林に。葵は浅井に腕を引っ張られそのまま部屋に入って行った。
「…最初から決めてたの?」
「え?あ、部屋?」
「そう。」
「まぁ……丈多のあの性格を流せるのって多分風太くらいだし。
丈多と紅劉君一緒の部屋にしたらマズイでしょ?
だから、僕と紅劉君というわけ!」
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