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「ああっ…擦れるっ…全部擦れちゃうっ…」
肉芽も膣もペニスと重なる肌も全てが擦られ淫靡な汁を滴らせる。
その律動に犯されたケロベロスのペニスの先が徐々に風船のように膨らみ始めた。
「はあっ──…っんん…ああっ気持ちいいっ…」
大蛇と回りの蛇達にぐちょぐちょと腹の中をかき混ぜられる。
肉芽は山ミミズのように真っ赤に腫れただれ、キュバスは狂ったようにその太いペニスの先にむしゃぶりついた。
息遣いが強くなる──
「グゥオオオォォッ──」
苦しそうにじたばたと仰向けになった体で大きな手脚をばたつかせると、ケロベロスは絶叫にも似た雄叫びをあげてたっぷりと温い液体を射ち放った。
「はあ…すごい…」
全身に浴びたケロベロスの精の源を眺め、キュバスは恍惚の笑みを洩らながら躰に塗り付ける。
グレイ様に力を分けて頂いてからは魔物の底知れぬ強さまで吸い尽くすせるようになってしまった──
何も力を持たぬ人間なんて比ではない──
狩りの餌は魔物で充分すぎるほど補えるっ…
ああ──
グレイ様…なんて素晴らしい御方なのかしら──
精気を吸い付くしたキュバスの肌が艶やかな潤いを纏っていく。
うっとりとした表情でその滑りを確かめながらキュバスはヒクヒクと痙攣を繰り返すケロベロスに再び跨がっていた……
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